お久しぶりです。リビングライフ課のOです
先日、鼻歌まじりにシャンプーをしていたら、
ウチの家内がお風呂のドアをドンドンドン
シャワーを出しっぱなしにしないで!!って怒られました・・・。
お風呂から出て話を聞いてみると、先月よりガス料金が上がっているので節約しているとのコト。
「今年は寒いからエアコンは長時間かけたわ。
だから電気代が上がったのは分かるけど、お湯を使う量はそんなに増えていないのに」
とプリプリ顔で怒っていました・・・。
そこでワタシはパソコンで、あるデータを見せて
家内に今年のガス料金が上がってしまった理由を説明をしたのですが、
ウチの家内と同じコトをお感じの方も多いかと思い、この場を借りて説明致します。
今回のキーワードは「水温」です
ご存知の通り、お風呂やシャワーで使うお湯は給湯器で作っています。
その給湯器で使用するガスの量を考えてみましょう。
ガスの使用量(=必要なエネルギー)は「作るお湯の量」に「何℃温めるか」をかけた数字です。
作るお湯の量は変わらなくても温める温度が2倍になれば必要なガスも2倍になります。
わかりやすく夏と冬の場合で説明しますね。
夏場の水温はおよそ25℃だとします。
シャワーで42℃のお湯を使うとすると(42℃-25℃=)17℃温めることとなります。
また冬場の水温はおよそ10℃とすると(42℃-10℃=)32℃温める事が必要です。
すると冬は夏に比べて「同じ設定温度」で「同じ湯量」のシャワーを浴びても
(32÷17=)1.88倍のガスが必要となります。
さて家内に見せたデータはこちらです。
TVでも連日放送されている通り、今年の冬は特に寒いですね。
今年の1月の平均水温はなんと7.8℃(!)
お住まいの場所によってはもっと水温が低いところもあるかと思います。
今年の冬が寒いこと(=水温が低いこと)が我が家のガス料金に影響していたのでした・・。
家内はすんなり納得したくないようで、
今年の気温が低いのはアンタのせいだ!って良くワカラナイ事を言っていましたけど
これからはシャワーをこまめに止めて、家内のご機嫌を損ねないようにしようっと
それでは!!