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生活やエネルギーに関する便利でオトクな情報を発信します。(2017年8月4日更新)



 ガスで電気を起こす燃料電池が「我が家には縁遠い未来の話だし……」と思われていたのは4〜5年前までのこと! 普及につれてシステム価格が下がっているうえ、補助金も受けられるため、賢いうえ環境にもやさしいエネルギーシステムとして、近隣でも設置が始まっています。どんなシステムなのでしょうか?


 夢のエネルギーシステム「燃料電池」

 燃料電池は1960年代から、NASA(米航空宇宙局)の有人宇宙飛行計画で、電源・飲料水源として開発・実用化が進められた“夢のエネルギーシステム”です。日本では家庭用への利用開発が進み、2009年に「エネファーム」名で発売されました。2014年には、トヨタから本格的な水素燃料電池車「MIRAI」も発売され、今春にはスズキの燃料電池スクーター「バーグマン」が公道走行を始めています。
 エネファームは、「水の電気分解」の逆、つまりLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて、電気をつくります。このときに発生する熱でお湯を沸かし、お風呂など給湯用に有効利用するほか、床暖房や浴室暖房などにも接続できます。


 途中ロスが少ない・環境にもやさしい

 エネファームは設置先でエネルギーをつくって・つかう“地産地消”。だから、途中ロスが少ないので、エネルギー利用率は約8割が期待でき、省エネ・環境性に優れています。太陽光発電を組み合わせたW(ダブル)発電なら、電気の発電量に余裕が生まれ、売電量が増えます。
 エネファームの普及は、国の後押し(補助金給付)もあって、2016年度末で累計数がほぼ20万台に達しています。政府は2020年までに140万台、2030年までに全世帯の約10%に普及させる目標を掲げており、機能の高度化(停電対応)やシステム価格の低廉化も進みつつあります。
 省エネと創エネによって、年間の消費エネルギーが正味(ネット)でゼロ以下になる夢の住宅づくり(ZEH)も始まっています。


 自動学習で賢く発電

●環境にやさしく賢い
 エネファームは発電するときに、騒音やCO2など排ガスを出しません。一般の電気はお家に届くまでの発電・送電ロスが6割以上もありますが、エネファームはゼロ。また、日ごろの運転も我が家のエネルギー利用を自動学習して、賢く稼働します。

●国の補助金が利用できます
 一般的なタイプ(固体高分子型=PEFC)の場合、基準価格(111万円)以下なら11万円、基準価格を上回り裾切価格(127万円)以下なら5万円の補助金が国から受けられます。既築、LPガス仕様の場合は追加補助(プラス5万円、重複適用可)が出ます。

●太陽光発電のセットなら
 太陽光発電とセットなら、発電量が増えるうえ、雨天・夜間のバックアップができるので安心。太陽光発電でつくった電気を売電する際、余剰分が増えるので有利です(売電価格:出力制御対応機器「なし」=25円/kW、「あり」=27円/kW)。


(資料出所・CFC)


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